たとえば、地球に初めて来たエイリアンに「トニックウォーター」のことを説明するなら、どうやって言う?「オムライス」の特徴とか、いや、まずはこの世界の説明から始まる?

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たとえば、地球に初めて来たエイリアンに「トニックウォーター」のことを説明するなら、どうやって言う?「オムライス」の特徴とか、いや、まずはこの世界の説明から始まる?

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のめり込んでお喋りする兄さんと紅葉の山のめり込んでお喋りする兄さんと紅葉の山

作家の江國香織の本に登場する女性陣は、どことなくクレイジーだ。
例えば、東京タワーの詩史。
他にも、きらきらひかるの笑子。
それと、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國さんの隠された性質を、文章にして表現した形かもしれない。
徹底してクレイジーだと思うのが、「神様のボート」で登場する葉子。
もしかしたら迎えに来るかもしれない「あのひと」を待ち、たくさんの場所に引っ越す。
あのひとを絶対に忘れないよう、必ず会えると信じて。
ついには「ママは現実を生きていない」と、娘の草子に言われるが、彼女には全くよく理解されない。
これが、この本の最高にクレイジーな見せ場だ。
実際にウエハースの椅子にはなるべく座りたくないけれど、神様のボートには乗りたい。
江國香織さんの書く、クレイジーでも可憐でせつない主人公が大好きだ。

風の無い仏滅の昼に外へ
少年は真夜中の三時に起きてしまった。
夏休みが始まって1週間ほど経った夏だった。
暑くて寝苦しくて目が覚めてしまったのだ。
せんぷうきは部屋の空気を混ぜているだけで、全く涼しいとは思えない。

寝れないし、お腹も空いたので、少年はカレーを作り始めた。
冷蔵庫を開け、野菜と肉を取り出し、炒めたり煮込んだりした。
夜が明けるころには、家中に美味しそうなカレーの匂いがしていた。

勢いで口笛を吹く妹とぬるいビール勢いで口笛を吹く妹とぬるいビール

子供のころよりNHKを見ることが非常に多くなった。
昔は、母親や祖母が視聴していたら、NHK以外のものが視聴したいのに思っていたが、近頃は、NHKも見る。
かたくないものがたくさん少ないと考えていたのだけれど、このごろは、楽しいものものも増えたと思う。
それとともに、バラエティ以外のものも好んで見るようになった。
そして、暴力的でない内容のものや息子に悪い影響がすごく少ない内容のものがNHKは多いので、子供がいる今は見やすい。
民放では、アンパンマンですらすごく攻撃的だと思える。
いつも殴って解決だから、子供も笑いながら殴るようになってしまった。

どしゃ降りの火曜の早朝に冷酒を
観覧するために以外とたんまり歩く動物園は、夏期はたいそう蒸し暑くて疲れる。
友達の家族と私と妻と子供と共に観覧しに行ったが、非常に日差しも暑くてだるかった。
めっちゃ暑いので、ライオンも猿もどんな動物もほぼ行動していないしし、遠くの物影にいたりで、ほとんど見えなかった。
次は、ひんやりとした水族館などが夏はよさそうだ。
娘が小学生になったら夜の水族館や動物園もおもしろそうだ。

勢いで口笛を吹く父さんと飛行機雲勢いで口笛を吹く父さんと飛行機雲

友人の両親が会社で梅干しを売っているらしい。
博多に本社を置き上海に支社もあり、和歌山に自社工場がある。
各都道府県に定期的に、数人で組んだグループで訪問販売をするらしい。
夜中、こんな話を聞いていると、食べたくなった。
「梅干し食べたい」など言うと、あ!あるよ〜!と出してくれた。
この友人と食べた梅干しが、これまでで一番美味しかった。
なんと、さっそくはちみつ梅をオーダーしてしまった。

目を閉じて泳ぐあなたとオレ
常にEくんから送られるメールの中身は、何を語りたいのか全然知ることが出来ない。
お酒が入っててもシラフでもいまいち分からない。
だけど、E君が会社で作成したという、製品と寄付金に関する紹介文を見た。
意味の通じる文を書いてる!と思い、感心した。

具合悪そうにお喋りする彼と電子レンジ具合悪そうにお喋りする彼と電子レンジ

水滸伝の北方バージョンの人間味あふれていて凛々しいキャラクターが、オリジナル水滸伝の108星になぞらえて、主な作中人物が108人でてくるが、敵方、権力側の登場人物も人間くさいのがいて、血が通っていると感じる。
登場キャラクターに現実の人の様なもろさがうかんでくるのもプラスして、心酔していたわけだ。
心が弱いなりに自分の夢とか将来の為に成しうる限り奮闘しているのが読んでいて熱中する。
読みあさっていておもしろい。
しかし、ひきつけられる人物がひどいめにあったり、希望がやぶれていく描写も心にひびくものがあるから魅了される大衆小説だ。

熱中して体操するあなたと履きつぶした靴
新入社員の頃、株に好奇心をもっていて、購入しようかとおもったことがあるのだけれども、たいしたお金ももっていないので、買える銘柄は限られていたから、あまり魅力的ではなかった。
デイトレードにも興味があったけれど、しかし、頑張って稼いだ貯金があっさりと減るのが怖くて、買えなかった。
証券会社に口座は開設して、資金も入れて、パソコンのエンター一つだけで購入できる状態にしたけれど、怖くて買えなかった。
汗水たらして、働いてためたお金だから、金持ちの人たちから見たら少ないお金でも少なくなるのは怖い。
けれども一回くらいは買ってみたい。

暑い日曜の夕暮れは微笑んで暑い日曜の夕暮れは微笑んで

知佳子が、アパートのベランダにて、ミニトマトを作っている。
実がなったらミネストローネを作るらしい。
育てているとは言うものの、マメに水をあげないし、近くでたばこを吸うので、彼女のトマトの生活環境はこれっぽっちも良くない。
丸2日、水分をあげなかったという時期の、ミニトマトの見た目は、緑色の葉がだらりとしていて、人間がガッカリしているシルエットに似ている。
申し訳ない気分になったので、水分を多くあげると、あくる日の明け方には陽気に復活していた。

のめり込んでダンスする姉妹と僕
少年はめちゃめちゃお腹が減っていた。
来週から夏休みという時期、小学校からトボトボと帰宅している時だった。
蝉ももう騒々しく鳴いていて、日差しは強く、夕方なのにまだ太陽は沈みそうになかった。
少年は汗をかきつつ一人で歩いていた。
友達と一緒に下校することも多いが、今日は大変お腹が空いていたので、早いとこ帰宅して何かを食べたかった。
少年が食べたいのは、昨晩のカレーの残り。
昨晩のカレーは、たしか鍋にずいぶん残っていた気がする。
ご飯もたぶん、冷や飯が冷蔵庫に入ってたはず。
少年は期待をこめて、早足で家へ向かった。
すると、汗がますます噴き出してきた。

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